前の記事からだいぶん日が経ってしまいました。
というのも、今回のタイトルは自分の身に直近で起きたことだからです。
心療内科に限らず、かかりつけ医、主治医というのは信頼関係があってこそだと思っています。
そんな主治医を軽々に変えるってことはなかなか考えにくいですよね。
ですが、今回の記事はそんな主治医を変える話になります。
実際に同じようなことで悩んでいる方がいるなら、参考にしてもらえるかもしれません。
苦しい想いをしてまで通う必要はない?
診察に行くのが苦しい時ってありますよね。
心療内科に通っている人は少なからず、外出に対してストレスを感じる人が多いです。
それでも、診察にはいかないと薬がもらえなかったり、と問題が生じます。
結論から伝えると、苦しくても行くべきです。
どんなことが苦しくて、どんなことに困っているのかを主治医に伝えることで、薬の調整をしたり、国の支援についての診断書の内容にもかかわってくるからです。
ただし、こういったことで悩んでいる方は別です。
医師に不信感がある、診察に行くのが怖い。
つまり、主治医に不信感や恐怖感を感じているときです。
次は私の体験をもとに心療内科において主治医を変えるべき時についてお話しします。
自分に合わないときは転院も視野に入れよう!
私は今の心療内科に5~6年通っていました。
それだけ信頼したということです。
実際に、短期間ではありましたが、社会活動ができるようになった時期もあります。
しかし、主治医の先生が一人で何十人といる患者さんを診察している弊害が出てしまいました。
主治医の先生が体調不良で休診したのです。
その間は系列の病院から別の医師が派遣されて診察自体はできました。
そうして、休診が明けて主治医の先生が戻ってきたときに、問題が浮上しました。
主治医の先生の性格がガラリと変わっているように感じたのです。
診察時にこちらを一度も見ず、話しも被せるようにさえぎられたりして、相談することもできなくなったのです。
転院の目安①苦しさを伝えられない
心療内科において、自分が何に苦しんでいて、困っているのかを伝えられないのは問題です。
薬の調節や、今後の活動についての診断にも関わるからです。
気分障害、不安障害における薬はかなり慎重に調整をしなければいけません。
だからこそ、主治医との診察できちんと自分の状態を伝えられないのは厳しい環境と言わざるを得ません。
転院の目安②医師に不信感がある
主治医への不信感は一番の問題です。
不信感が大きくなってしまうと、心の問題を話そうという気持ちになれません。
そうなると、正しい状態を医師に伝えることができないので、やはり困ったことになります。
そして、その不信感が根強いものであるほど、診察に行きにくくもなります。
診察にいくということがストレスになってしまっては元も子もありません。
動くと決めたなら早めに動く!
私の場合は、主治医の先生の体調がよくなれば元通りになるかもしれないと思っていました。
なのでかなり我慢して通院していました。
それがかなりのストレスになっていたのかもしれません。
段々と不安障害の症状がひどくなっていました。
それこそ、不意にどうしようもなく不安になって動けなくなる状況でした。
それを主治医に伝えたくても、話をさえぎられるので伝えられなかったのです。
そこまで来て、もうだめかもしれないと、ようやく腰をあげました。
初動が遅かったために、転院しようにも新しい病院も予約待ち状態でした。
長いところではやはり、3ヵ月待ちでした。
自分にはいまの主治医の先生はあっていないかもと思ったなら、早めに次の病院を探しておいた方がいいです。
紹介状は必須!
転院には紹介状が必須です。
必ず、もらうようにしましょう。
紹介状の準備に2週間ほどかかる場合もあるので、転院先の予約日に間に合うように準備をした方がよいでしょう。
転院の話をしにくいという方は、不安障害でうまく話せるかわからないのでという体で保護者の方などに同席してもらうといいかもしれません。
私の場合は、話を遮られるのを見越して母に同席してもらいました。
母がいたせいか、いつもの圧迫面接のような状態ではなく、猫を被った状態での話し合いになったおかげで、紹介状も簡単にもらうことができました。
まとめ
心療内科というと、なかなか転院を考えることはないかもしれません。
転院を考えること自体、実は不安のもとになることもあるからです。
気分障害や不安障害は大きな変化に恐怖を覚えることがあります。
そのため、基本的には軽々に主治医を変えるということはないです。
ただし、今回の記事でお話しした、不信感や相談に乗ってもらえないなどの問題があり、自分には合っていないと感じている場合は話が別です。
出来るだけ、早めに決断はした方がいいでしょう。