社会からドロップキック食らった!

いろいろつらい毎日にドロップキック!

私はこうして失敗しました

失敗の内容

私が失敗したことについて今回は記事にしようと思います。

私が失敗したな、時を戻せるなら変えたいな、と思う点はこれです。

・人を頼れなかった

・生活改善しなかった

・医師を信用できなかった

・自分を過信していた

ずばりこの4つです。

その他にも細かなものはたくさんありますが、大きいものはこれです。

それじゃあ一つずつひも解いていきます。

 

人を頼れなかった。

こういうときほど友人や知人、家族などの助けは必要です。

客観視してくれる人がいないと、いつもと同じ行動のつもりでも実はうつ特有の行動になっていたりなんてこともあります。

特に双極性障害の場合は気を付けなければいけない行動の予兆だったりするかもしれません。

だからこそ第三者の手が必要だと今は思っています。

けれど、当時はそんなことはまったく考えていませんでした。

むしろ、頼ることは恥ずかしいことだと思っていました。

借りを作りたくなかったのです。

加えて、精神障害になったなんてそうそう友人や知人には言えませんでした。

その頃は一人暮らしで家族とは離れて暮らしていたため、簡単に家族を頼ることはできなかったんです。

もしも今の考えの自分があの頃に戻れるなら信用できる友人には本当のことを打ち明けておくと思います。

何をしてもらうではなく、ただ知っていてもらう。

それだけでも随分と気が楽になるものなんです。

 

生活改善しなかった

そもそもの話はもう何度も話してますよね。

そう、自律神経を整えるには生活を改善して規則正しいことが一番です。

ですが、私は朝に弱く、夜更かしするタイプの人間でした。

もともと低血圧に低血糖だったのでより朝起きてから行動するまでに時間がかかるタイプではあります。

なので夜は早めに寝て朝早く起きることで、行動するまでの時間を確保するべきでした。

当時の私は仕事ができるくらいの生活をしていればいいと思っていました。

だからこそ、根本的に生活習慣を見直すということはありませんでした。

実際にやってみると分かるのですが、生活習慣をただすということは苦しいことです。

三日坊主ではいけないのです。

毎日コツコツと積み上げて習慣にします。

習慣になっても毎日コツコツ積み上げて、それが当たり前になるまでは油断ならないものですから。

 

医師を信用できなかった

実は私は心療内科の医師を信用できていませんでした。

理由はこれだけあります。

・症状が悪化していた

・薬が効いているように感じなかった

・今後のことを何も話してくれなかった

・薬の説明もしてくれなかった

一つ一つ見ていきましょう。

 

症状が悪化していた

これは実際にあったことです。

受信して通院し始めてからも症状は悪化し続けているように感じていました。

前回の記事でも書いたように仕事に行くことすらできなくなっていました。

なので医師の判断をふまえて行動しているのにどうして治らないの?

こう思ってしまっていたんですね。

 

薬が効いているように感じなかった

これもひとつ前の理由に似ていますね。

薬を飲めば乗り物に乗れると思っていたんです。

薬さえ飲めば症状を緩和できるとさえ思っていました。

きちんと症状にあった薬を長く飲んでいれば症状は緩和していくかもしれません。

ですが、私の場合は通院を初めてその頃は2ヶ月目でした。

まだ処方すら変わるかもしれない状況です。

なのに私は薬に即効性を求めていたんです。

そして結局乗り物に乗れないことがわかるとなぜだか裏切られた気分になっていました。

 

今後のことを何も話してくれなかった

これについてですが、先に結論から言っておきます。

今後について話せるような病気ではありません。

そもそも診断すら慎重になる病気なのに、今後はこういう形で治していきましょうなんて簡単に言えるわけないのです。

しかし、無知だったころの私は治療のスケジュールというか見通しのようなものが欲しくてよく医師にこう聞いていました。

「いつかは薬を飲まなくても平気になりますか?」

「普通に出勤できるようになるにはどれくらいかかりますか?」

当然答えはあいまいなものでした。

その頃の私はそんな対応をする医師に不信感をもってしまいました。

でも今の私からするとなんて無茶な回答を求めているんだと思いますね。

 

薬の説明もしてくれなった。

これに関してはクリニックによると思います。

最近では薬局で薬剤師さんが薬の説明をしてくれることが多いのでクリニックでは必要最低限、なんてこともあります。

ですが、薬を処方されるときに薬の説明ってほしくないですか?

・イライラしたときに飲む薬

・不安になったときに飲む薬

・自分で自分を止められないような緊急時に飲む薬

こんな感じで自分の諸症状に合わせてこの薬が出ていると思えば飲みやすくもなりますよね。

それに自分は今こういう症状があるんだと自覚することもできます。

ですが、残念ながら私の通っているクリニックでは薬の説明がなされることは一切ありません。

当然、薬局でも初めて処方される薬に関しては細かな説明をしてくれます。

ですが、ずっと飲み続けている薬に関しては段々と説明を省いていくのです。

いつまでも飲んでいる薬の説明まではしてくれません。

ただ、ここには落とし穴があります。

口頭での説明はなくても、薬局では処方された薬の一覧とその薬の説明が書かれた薬剤一覧をくれるのです。

そこには主な使用目的と副作用が載っています。

どうしても口頭説明がいいということでないならそちらを読むのがいいでしょう。

あの頃の私にはそんなことをする余裕さえなかったということがわかりますね。

 

自分を過信していた

どうしてだか、自分なら大丈夫だと思い込んでたんですよね。

ちゃんと社会復帰できるし、後遺症なんて残らないとも思ってました。

そうはなっていないのでここでブログを書いているんですけどね。

実のところ、新卒から数えて3年目くらいまでひどいブラック会社に勤めていたこともあり、自分は忍耐強い方だから大丈夫だと思っていたんです。

あのころに比べればきちんと通院しているし、薬も飲み忘れなく飲んでいるのだからきっとよくなると思ってたんです。

この病気、どうにかなると思っていたら足元をすくわれます。

きちんと考えて行動しないとよくなることはありません。

悪化するのは簡単です。

最悪の場合は何もしなくても、いつも通りに過ごしていても悪化します。

悪化しないように先回り手をうっておかなければあっという間に坂を転げ落ちてどん底へと落ちてしまいます。

過信はよくありませんが、きっとよくなる。なんとかなる。と思うことは悪いことではないです。

自分を過信してできるはずもないことをできると思ってしまうのもこの病気の特徴なのです。

だからこそ、第三者の目を手を借りてできることを少しずつ積み上げていかなければなりません。

 

まとめ

ここまでは自分の失敗を紹介してきました。

これからも私はこの病気と向き合っていかなければなりません。

だからこそ、今度は過去から学んで失敗を避けたいと思うのです。

今では家族にきちんと自分の病気のことを相談しています。

もちろん最初から理解を得られたわけではありません。

それでも何度もぶつかって、話し合いをしていくうちにお互い収まるところに収まったという感じです。

それから、仲の良い友人にも今の状況を軽く話しています。

重く受け取ってほしくないのでちょっと聞いてよ~って感じで吐き出させてもらってます。

それに加えて、自分が思ったことが常識からずれていないかの確認もしてもらっています。

借りと貸しとかは考えていないです。

その代わりに私の話を聞いてもらったら相手の話を聞く、といった風にしています。

医師に関しては、人によって治療方針の合う、合わないがあります。

主治医は軽々に変えるべきではありませんが、どうしてもこの医師のことを信用できないとなったら新しいクリニックを探すことも念頭に置くべきです。

特にクリニックの予約待ちのこともありますから動くなら早め早めを心掛けた方がいいと思います。

今回の記事はここまでです。

次回はいよいよ今の自分が経験した社会復帰への壁。

それから未来への不安について書いていこうと思います。