社会からドロップキック食らった!

いろいろつらい毎日にドロップキック!

就労支援B型事務所ってどんなところ?実体験もあわせてお話しします。

就労支援事務所と聞くと、内職のイメージがある方もいるかもしれません。

野菜カットだったり、簡単な軽作業を黙々とやるところも実際にあります。

ですが、その他にも今の社会に合わせて就労支援事務所のあり方も変わってきています。

今回は私が実際にお世話になることになった事務所さんを元にお話をしていきたいと思います。

 

 

就労支援事務所はどんなところ?

就労支援事業所は、障害のある方の就労サポートを行う場所です。 障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスのひとつで、「就労移行支援事業所」と「就労継続支援事業所」があります。

グーグルで検索するとこうした記事がヒットします。

前回までの記事で明かしている通り、私は気分障害、不安障害をもっている障碍者になります。

こうした障害をもつ人たちが、社会活動へ復帰するための支援をしてくれる場所です。

 

一般就労への支援

障害がある人のための障碍者雇用という道もありますが、気分障害や不安障害といった障害の場合は、障碍者手帳を取得できないケースもあります。

そうすると、障碍者雇用での雇用ができない場合があります。

そういったときに、就労支援事務所からの支援を受けて一般就労をするといった方法をとる人もいるのです。

 

ハローワークやほかの支援事務所との連携

就労に向けての支援を行うために、ほかの就労に関する支援を行っている事務所との連携を行っています。

就労支援事務所での作業を通して、どういうことに適性があって、どれくらい頑張れるのか、そういった作業内容と作業姿勢を面接時に言い添えてくれたりもします。

そこから一般就労などにつながることもあるので、まずは就労支援事務所に通ってはずみをつけて、社会活動に復帰することを選ぶ人も増えています。

 

就労支援B型事務所はどんなところ?

私は働きに行くというよりも、お小遣いをもらいながら就職のためのスキルを磨く場所として考えています。

プラスして、気分障害や、不安障害を持っている以上、職場へ継続して通うことも難しい時があります。

継続して通うというトレーニングにもなっているのです。

 

契約体系が違う

就労支援A型とは違って、雇用契約を結ぶことはありません。

代わりに、給与というものはなく、作業に対して「工賃」として金銭が発生する仕組みになっています。

そのため、その地方の最低賃金を下回ることがほとんどです。

 

自分のペースで通える

雇用契約ではないので、どうしても波のある体調と相談しながら通うことができます。

自分の障害を隠すことなく通えるので、休みやすく、通いやすいと言えます。

無理なく通えるというところが、一番のメリットだと思います。

逆に雇用契約でないので給与がないということがデメリットになるかな、と。

 

まとめ

就労支援事務所は、障碍があって社会活動が難しい人のための就労を支援する場所です。

呼んで名のごとく、ですね。

私が行くことを決めたのは就労継続支援B型事務所になります。

自分の体調を尊重してくれて、声掛けをしてくれたり、作業もやりやすいように一人一人を見てくれる場所でした。

今後は継続して通いながら、一般就労を目指していきたいと思っています。

今の時点で、就労を考えていて、私と同じような障害を持つ人は焦ってはいけません。

就労支援事務所もあることですし、まずは自分の体とよく相談しましょう。

いけそうなら、いきなり一般就労でもいいと思いますし、体調に不安があるのなら、就労支援事務所を探してみるのもいいかもしれませんよ!

心療内科の主治医って変えてもいいの?

前の記事からだいぶん日が経ってしまいました。

というのも、今回のタイトルは自分の身に直近で起きたことだからです。

心療内科に限らず、かかりつけ医、主治医というのは信頼関係があってこそだと思っています。

そんな主治医を軽々に変えるってことはなかなか考えにくいですよね。

ですが、今回の記事はそんな主治医を変える話になります。

実際に同じようなことで悩んでいる方がいるなら、参考にしてもらえるかもしれません。

 

苦しい想いをしてまで通う必要はない?

診察に行くのが苦しい時ってありますよね。

心療内科に通っている人は少なからず、外出に対してストレスを感じる人が多いです。

それでも、診察にはいかないと薬がもらえなかったり、と問題が生じます。

結論から伝えると、苦しくても行くべきです。

どんなことが苦しくて、どんなことに困っているのかを主治医に伝えることで、薬の調整をしたり、国の支援についての診断書の内容にもかかわってくるからです。

ただし、こういったことで悩んでいる方は別です。

医師に不信感がある、診察に行くのが怖い。

つまり、主治医に不信感や恐怖感を感じているときです。

次は私の体験をもとに心療内科において主治医を変えるべき時についてお話しします。

 

自分に合わないときは転院も視野に入れよう!

私は今の心療内科に5~6年通っていました。

それだけ信頼したということです。

実際に、短期間ではありましたが、社会活動ができるようになった時期もあります。

しかし、主治医の先生が一人で何十人といる患者さんを診察している弊害が出てしまいました。

主治医の先生が体調不良で休診したのです。

その間は系列の病院から別の医師が派遣されて診察自体はできました。

そうして、休診が明けて主治医の先生が戻ってきたときに、問題が浮上しました。

主治医の先生の性格がガラリと変わっているように感じたのです。

診察時にこちらを一度も見ず、話しも被せるようにさえぎられたりして、相談することもできなくなったのです。

 

転院の目安①苦しさを伝えられない

心療内科において、自分が何に苦しんでいて、困っているのかを伝えられないのは問題です。

薬の調節や、今後の活動についての診断にも関わるからです。

気分障害、不安障害における薬はかなり慎重に調整をしなければいけません。

だからこそ、主治医との診察できちんと自分の状態を伝えられないのは厳しい環境と言わざるを得ません。

 

転院の目安②医師に不信感がある

主治医への不信感は一番の問題です。

不信感が大きくなってしまうと、心の問題を話そうという気持ちになれません。

そうなると、正しい状態を医師に伝えることができないので、やはり困ったことになります。

そして、その不信感が根強いものであるほど、診察に行きにくくもなります。

診察にいくということがストレスになってしまっては元も子もありません。

 

動くと決めたなら早めに動く!

私の場合は、主治医の先生の体調がよくなれば元通りになるかもしれないと思っていました。

なのでかなり我慢して通院していました。

それがかなりのストレスになっていたのかもしれません。

段々と不安障害の症状がひどくなっていました。

それこそ、不意にどうしようもなく不安になって動けなくなる状況でした。

それを主治医に伝えたくても、話をさえぎられるので伝えられなかったのです。

そこまで来て、もうだめかもしれないと、ようやく腰をあげました。

初動が遅かったために、転院しようにも新しい病院も予約待ち状態でした。

長いところではやはり、3ヵ月待ちでした。

自分にはいまの主治医の先生はあっていないかもと思ったなら、早めに次の病院を探しておいた方がいいです。

 

紹介状は必須!

転院には紹介状が必須です。

必ず、もらうようにしましょう。

紹介状の準備に2週間ほどかかる場合もあるので、転院先の予約日に間に合うように準備をした方がよいでしょう。

転院の話をしにくいという方は、不安障害でうまく話せるかわからないのでという体で保護者の方などに同席してもらうといいかもしれません。

私の場合は、話を遮られるのを見越して母に同席してもらいました。

母がいたせいか、いつもの圧迫面接のような状態ではなく、猫を被った状態での話し合いになったおかげで、紹介状も簡単にもらうことができました。

 

まとめ

心療内科というと、なかなか転院を考えることはないかもしれません。

転院を考えること自体、実は不安のもとになることもあるからです。

気分障害や不安障害は大きな変化に恐怖を覚えることがあります。

そのため、基本的には軽々に主治医を変えるということはないです。

ただし、今回の記事でお話しした、不信感や相談に乗ってもらえないなどの問題があり、自分には合っていないと感じている場合は話が別です。

出来るだけ、早めに決断はした方がいいでしょう。

常備薬とは全く違う薬です

前の記事から少し時間が空いてしましました。

さて、今回の記事は心療内科などで処方される薬を飲んだらどうなるのか、についてお話していきます。

意外と興味がある人もいるんじゃないでしょうか。

常備薬や抗生物質とは全く違う処方です。

私自身、飲み始めるまで常備薬や抗生物質とは何が違うのかわかっていませんでした。

全ての薬についてわかるわけではありません。

あくまでも自分が感じたこと、飲んでみて思ったことをお伝えします。

 

 

薬は飲み続けるもの

例えば、風邪をひいたときは風邪薬を飲みますよね?

そして風邪の諸症状が出なくなれば飲まなくなります。

治れば薬は必要ないものになります。

しかし、私のようなうつ病を含む精神障害に対する薬は飲み続けなければいけません。

理由は前にもお伝えしたことに関係があります。

精神障害と分類される病気では基本的に対処療法をとります。

人によって症状がまったく違うからです。

どの薬が効果的なのかを調べながら処方していくしかないのです。

その人それぞれに処方は全く異なります。

種類であったり、量であったり、と違いも様々です。

そしてそのどれもが長期的に飲むことを前提としています。

精神障害は短期間では治らないことが多いからです。

薬は治れば飲まなくなるという固定観念をまず捨てなければなりません。

 

副作用についてきちんと知ろう

精神障害の人に処方される薬にはかなりの確率で副作用があります。

そして、望まなくともその副作用に悩む人が多くいます。

例えば、眠気、だるさ、吐き気、めまい、などが多いです。

ある健康な友人がふざけて精神障害に悩んでいる人の薬を飲んだことがありました。

健康な友人はまるで電源が切れてしまったかのように意識を飛ばしました。

副作用の眠気が強烈に襲ったのだそうです。

起きていることもできずに半ば強制的に眠らされたという感覚だそうです。

こうした副作用は時と場合とそして人によって出方が変わります。

もし、この友人が薬を飲んだ後に車の運転をしていたらと思うとぞっとします。

その他にもお酒と強烈に反応して副作用が出てくる薬もあります。

自分が飲んでいる薬の説明書きは必ず目を通すようにしましょう。

また、副作用がつらい時は我慢せずに医師に相談して薬を変えてもらった方がいいです。

ただでさえ苦しい状況にいるのです。

せめて治療くらいは自分に優しくしてもいいと思います。

 

実は太るのも副作用です

これは私も悩まされていることです。

薬の副作用には食欲増進があるのです。

そのせいで耐えられないくらいおなかが減ったと感じてしまって、食べ過ぎてしまうなんてこともあり得ます。

過食気味の日々が続けば適正体重を超えてしまうこともあります。

自分が生活習慣に対してだらしがないから太ってしまったんだと考えるのはNG!

薬の副作用も大きくかかわってきているのでむしろ、きちんと薬を飲めていたんだな、と考えた方がいいです。

実際、薬のせいでおなかが減ったように感じるのだなと納得してからは私は体重の増加は止まりました。

それどころか少しずつ適正体重へ向かって体重が減ってきています。

もちろん、生活習慣を規則正しく守ることが重要なのは変わりません。

生活習慣という土台ができていれば多少の副作用には大きく左右されないということです。

 

思考が鈍くなる、言葉がすぐに出ない

私はこれが一番苦しく感じる副作用だと思っています。

仕事にしろ、創作にしろ、シャキッとしないのです。

どこかぼんやりとしてしまっていて作業時間が長くなっていくのです。

過去の自分と比べると厄介なほどにその違いがわかります。

これは副作用としてはっきりとは書かれていないので、人それぞれの感じ方になると思います。

私の場合は思考が鈍くなっていてやりたいことすらはっきりとしなくなる状態、と表現しています。

その代わりに、大きな感情の揺れは収まります。

気分障害、不安障害は感情の揺れがスイッチとなって症状が出てくることが多いです。

だから気分が平たんになるように薬で抑え込まれているのだと思います。

抑制状態では思考は自由にはなりません。

そうなると創作に関しては何も浮かばなくなりますし、言葉だってすぐに適切なものが出てこなくなります。

ブログに自分のことをまとめている今でも単語が出てこずに困ることがあります。

 

飲んでいてもダメなときはダメ

これが一番ショックかもしれません。

きちんと処方された薬を服用していも症状が出てしまって社会活動ができないなんてこともあります。

実は気分障害、不安障害に対して処方されている薬は対処療法とお伝えしました。

医師に自分の症状を伝えることで調整してもらってその症状に対処していくからです。

あくまで対処しているだけで治るわけじゃないんです。

薬って飲めばよくなる、治るって思っている人が多いと思います。

ですが、気分障害、不安障害に対する薬に関しては違います。

そもそもの目的が症状の抑制と緩和です。

完治を目指しているとは言えません。

もちろん、今現在も新薬が生まれていますからいつかは完治を目指した薬が生まれてくるかもしれません。

今のところはそういった薬があるなんて話は聞きません。

薬を服用してもダメな時があると知っていれば、ああ、今日はいつも以上に調子が悪かったんだな、と納得もできます。

 

不安なことを不安なままにしない

薬を飲んでいてもダメなときはダメですとお話しました。

しかし、そのせいで不安に思っているのならきちんとその不安を医師に伝えてください。

人の体はバイオリズムというものがあるといいます。

簡単に言えば波があるということです。

調子のいい日もあれば調子が悪い日もある。

それが波のように繰り返しているという考え方です。

特に私のような精神障害を持っている人はその波が大きかったり、一定ではなかったりするので安定させるのは至難の業です。

だから薬を飲んでいます。

他の人よりも安定して社会活動をすることが難しいからその手助けとして薬を飲んでいる、そう考えてみましょう。

そのお助けアイテムが効いてるかどうかわからない。

もしかしたら効いていないのかもしれないなんて不安になるのも当然です。

そういう時は主治医に早めに相談しましょう。

薬を簡単に変えることはできませんが飲む時間帯を変えたり、飲む量を調整したりすることで改善されることもあります。

私も薬の内容は変えずに飲む時間帯と飲む量の調節で症状の緩和を感じることができました。

そうして症状に対して確かに薬は効いている、と実感できれば薬に対する不安が軽くなります。

少しずつでも不安を軽くしていければ日々の症状にもよい影響を与えることができます。

 

まとめ

今回は私が飲んでいる気分障害、不安障害に対する薬についてお話ししました。

副作用があったり、効果が実感しにくかったり、常備薬や抗生物質と比べると扱いにくい薬に思ったかもしれません。

実際、扱いが難しいのは間違いありません。

人によって全く違う症状に対して効果のある飲み合わせを星の数ほどある組み合わせから、患者の話を元に処方しなければなりませんからね。

そういった意味で専門医も処方に関して慎重になるのもわかりますね。

特に私が健康であったころと今とを比べて気づいた点をまとめておきます。

薬に対する考え方

  • 飲み続けるもの、急に飲むのをやめるのは逆効果
  • 副作用がある、自分の薬について知っておこう
  • 体重が増えることもある
  • 飲んでも必ず症状がよくなるわけでない
  • 自律神経を整えるお助けアイテム

普通の薬とは違って気長に構えてください。

医師が大丈夫だと判断するまでは薬は飲み続けるものだと思った方がいいです。

大体の薬には副作用があります。

薬の説明書きはきちんと保管していつでも読めるようにしておきましょう。

副作用で肥満気味になることもあります。

もしも体重が急に増えたとしても自分を責めるのではなく、もしかしたら薬の副作用かもしれないと落ち着いて対処すれば大丈夫です。

効き目がわかりにくい薬もあります。

しかし、その日が特別調子が悪かっただけかもしれません。

余り深く考えすぎないでください。

ただ、あまりにも効き目が感じられないようなら早めに医師に相談するのが◎!

薬は飲んでいるとなんだか自分が不健康な患者のような気持ちになるかもしれません。

ですが、自律神経という自分では整えるのが難しい部分を安定させるために飲んでいると考えてください。

薬を飲むのは悪いことではありません。

私たちは「普通」に社会活動をするためにほんの少し薬で手助けをしてもらっているにすぎません。

さて、今回はここまでにします。

薬の名前などは敢えて出していません。

私が飲んでいる薬がほかの方の症状に効果があるか全くわからないからです。

ただ、私が陥った薬に対する疑念や、薬を飲むことに対する拒否感などがこの記事を読んで少しでも緩和することを願っています。

お先は真っ暗?それとも明るい?

今回の記事では、どうして精神障害をもつと社会活動が難しくなるのかについて話していこうと思います。

 

そもそも精神障害になるとどうして社会活動が難しいと言われると思いますか?

医師からも慎重に動くように言われることもあります。

それはどうしてなんでしょうか。

病気だから?

障害だから?

気になるところですよね。

私が実際に体験して感じたことを素直に伝えるならこうですね。

見た目は健康な人と変わらないからです。

どうして見た目が健康な人と変わらないと社会活動が難しいのかお話していきますね。

 

 

見ただけではわからない

見た目で判断できる病気ではないことが社会活動の壁として立ちはだかります。

常につらさを抱えていることも多い病気です。

なのに見た目は健康に見えてしまうこともあります。

そのせいで共感を得るどころか、さぼりなのではと反感を得ることもあるのです。

専門医ですら慎重にならざるを得ないくらい、人によって症状は全く違います。

同じく軽度のうつ病と診断を受けたとしても、社会活動にすぐ復帰できる人もいればできない人もいるのです。

では見ただけではわからないということはどんな弊害を生むのでしょうか。

 

共感を得られない

共感を得られないということは、自分がどんなに辛くても相手にはわかってもらえないということです。

仕事ができないくらいつらい状態なのに、相手からしてみればそんな風には見えていないんです。

そうなると、認識にずれが生まれますよね?

そこから最悪な場合は自分の評価が下がっていってしまうこともあります。

だって、相手から見た自分は問題がないのに仕事ができていなかったり、家事ができていなかったりするんですからね。

 

圧倒的理解不足、支援不足

見た目が健康な人と変わらないということは周囲の理解を阻む壁になることがあります。

この病気の理解度は日本社会全体を見ても低いと思います。

理解度は低いのに患者数は年々増えていく一方なのです。

理解が低いということは支援方法も確立されないということなります。

国の支援も万全ではありません。

民間の支援は国よりは柔軟ではありますがまだまだ後発的なもので本当に助けとなる支援の輪は少ないと言えます。

無いわけではない、ということがいくらか救いになるでしょうか?

私はならないと思います。

私を含めた支援を求めている人たちはすぐにでも行動したいのです。

ですがクリニックは3ヵ月待ち、精神障害に対する保険なんてものはありませんし、就労支援もまだまだ不足しています。

不足したまま患者数だけが増えていけばどうなるかなんて言うまでもありません。

 

言葉にすることが難しい

実はこの病気には見た目で判断すること以上に難しいと思うことがあります。

それは、自分の状況や状態を相手に言葉で伝えることです。

自分のことは自分が一番わかっていると言われるかもしれません。

ですが、そういう問題ではないのです。

例えば私の症状を例にあげましょうか。

  • 一人でいる時にどうしてだか急に泣きそうになるまたは泣いてしまう
  • 先のことを考えると不安になり、過呼吸を起こしそうになる
  • 不安になるとその場に座り込んで動けなくなる

全て私が実際に持っている不安障害と気分障害の併発した状態の症状です。

この症状を説明しようとしてまず一つ目の壁にぶつかります。

なぜ、そうなるのかわからないんです。

何がそうさせるのか全く分かりません。

そして何より、どう言葉にしていいのかわからないのです。

不安のせいでこうなった、としか言えません。

どうしたらいいのかもわかりません。

今の私は自分をできる限り客観視するトレーニングをしているのでこうしてブログ上では文章という形で相手に伝わるだろう言葉を選んでいます。

ですが、主観だけで話すと三つとも全部「どうしようもないくらい不安だ!どうしたらいいの?」って状態です。

不安すぎて体調不良になったと言えばまとまっているでしょうか?

それぞれの症状をありのままに話すことはできるかもしれませんが、その症状を読み解いて今の自分の状態がどうであるのかまでは話せる気がしません。

それくらいこの病気は言葉にして誰かに説明するのが難しいんです。

 

社会活動では不利な立場

次にお話しするのは精神障害者の立場ですね。

身体障碍者の方と同じでは、もちろんありませんよね?

精神障害を抱えている人たちは敢えて言えば健常者と障碍者の境界線上にいるあいまいな立場です。

障害手帳を取得する場合もあれば、取得しない場合もあります。

ですが、診断の結果はすべて一様に同じような病名なんです。

そうなると、会社ではどれくらいのレベルの精神障害かなんてわかりませんよね?

なので、現在ハローワークなどにあるみどりの窓口で斡旋のある障碍者雇用はほとんどが障碍者手帳を取得された方向けのものになります。

手帳を持っていない人は、みどりの窓口よりも通常窓口においてある職業案内を探した方が早いくらいです。

実はそこには一つの抜け穴があります。

これってあまり言いたくはないのですが、軽度の精神障害を持っている場合は健常者の方とほぼ変わらない活動ができる人もいます。

そういった人たちはそもそももともとの会社を辞めることはないでしょう。

静養するために一度会社を辞めてしまった方も中に入るかもしれません。

そういった人の多くは自分の精神障害のことを言わずに新たな会社へと入社していきます。

そうしないと現状の日本では働き口がないのです。

それくらい、精神障害を持つ私たちの社会的立場は弱いものです。

会社もきわめて体調管理がデリケートな精神障害を持つ人よりも、健常者の方や精神障害を隠し通せるだけのメンタリティを持った人を雇用したいものですから。

 

支援の輪は少しずつ広がっている

snabi.jp

ここまではマイナスな部分ばかりお話してきました。

しかし、決して支援の輪が後退しているわけではありません。

通常雇用の枠内であっても、主治医の意見書があれば自身の病名をオープン(公開)にして応募できるようになってきています。

もちろん、断られる可能性が上がることもあります。

ですが、病名をオープンにして応募したうえで雇用成立した場合の安心感は相当なものです。

雇用主は自分が見た目ではわかりにくい病気であることを知ったうえで雇ってくれているんだと思うと、私はかなり気が楽です。

普通の人のふりを一生懸命しなくていいわけですから。

そして、就労支援事業所のB型と呼ばれるものも出てきました。

就労継続支援B型は、障害や年齢、体力などの理由で雇用契約を結んで働くことが困難な人が、就労の機会を得たり、就労に必要な知識や能力の向上のために就労訓練を受けたりすることができる障害福祉サービスです。

就労支援事務所の中でも長期的に支援をすることを目的にした事務所が出てきています。

特に私のような病状の人にとってはありがたいことです。

長期的に治療を続けていかなければならない上に、治療の途中で新しい症状に悩まされたり、急転直下で体調が悪くなったりするものですから。

短期間で就労を目指す従来型の就労支援事務所にはなかなか挑戦しようと思えなかったのです。

 

まとめ

私のような精神障害を持つ人にとって社会活動というのは普通の人と常に比べられ、そして普通であることを求められるもの。

ですが、私は普通であることが難しい病気なのです。

全ての言い訳に病気を使うつもりはありませんし、こうして自分で自分を見つめなおして文章に起こすことで少しでも症状が悪化しないようにしています。

努力を怠れば、すぐに悪くなる病気なのです。

社会活動においてはやはり足かせになることばかりの病気ではあります。

未だに完治する病気でもありません。

急に落ち込んだ体調をすぐに良くする薬もありません。

ですが、少しずつ社会がこの病気を知って、苦しんでいる人がいることを知っていくでしょう。

そうすれば、一歩ずつでも支援の輪は広がるはずです。

必要な支援が、必要としている人に届くように祈るばかりです。

私は自分の未来が明るいものであると信じたいです。

そして明るい未来のためにできることを精一杯努力したいと思っています。

さあ、少ししんみりしてしまいましたが、次回は精神障害の薬を飲むとどうなるのかについてお話ししようと思います。

それではまた次回、お会いしましょう。

私はこうして失敗しました

失敗の内容

私が失敗したことについて今回は記事にしようと思います。

私が失敗したな、時を戻せるなら変えたいな、と思う点はこれです。

・人を頼れなかった

・生活改善しなかった

・医師を信用できなかった

・自分を過信していた

ずばりこの4つです。

その他にも細かなものはたくさんありますが、大きいものはこれです。

それじゃあ一つずつひも解いていきます。

 

人を頼れなかった。

こういうときほど友人や知人、家族などの助けは必要です。

客観視してくれる人がいないと、いつもと同じ行動のつもりでも実はうつ特有の行動になっていたりなんてこともあります。

特に双極性障害の場合は気を付けなければいけない行動の予兆だったりするかもしれません。

だからこそ第三者の手が必要だと今は思っています。

けれど、当時はそんなことはまったく考えていませんでした。

むしろ、頼ることは恥ずかしいことだと思っていました。

借りを作りたくなかったのです。

加えて、精神障害になったなんてそうそう友人や知人には言えませんでした。

その頃は一人暮らしで家族とは離れて暮らしていたため、簡単に家族を頼ることはできなかったんです。

もしも今の考えの自分があの頃に戻れるなら信用できる友人には本当のことを打ち明けておくと思います。

何をしてもらうではなく、ただ知っていてもらう。

それだけでも随分と気が楽になるものなんです。

 

生活改善しなかった

そもそもの話はもう何度も話してますよね。

そう、自律神経を整えるには生活を改善して規則正しいことが一番です。

ですが、私は朝に弱く、夜更かしするタイプの人間でした。

もともと低血圧に低血糖だったのでより朝起きてから行動するまでに時間がかかるタイプではあります。

なので夜は早めに寝て朝早く起きることで、行動するまでの時間を確保するべきでした。

当時の私は仕事ができるくらいの生活をしていればいいと思っていました。

だからこそ、根本的に生活習慣を見直すということはありませんでした。

実際にやってみると分かるのですが、生活習慣をただすということは苦しいことです。

三日坊主ではいけないのです。

毎日コツコツと積み上げて習慣にします。

習慣になっても毎日コツコツ積み上げて、それが当たり前になるまでは油断ならないものですから。

 

医師を信用できなかった

実は私は心療内科の医師を信用できていませんでした。

理由はこれだけあります。

・症状が悪化していた

・薬が効いているように感じなかった

・今後のことを何も話してくれなかった

・薬の説明もしてくれなかった

一つ一つ見ていきましょう。

 

症状が悪化していた

これは実際にあったことです。

受信して通院し始めてからも症状は悪化し続けているように感じていました。

前回の記事でも書いたように仕事に行くことすらできなくなっていました。

なので医師の判断をふまえて行動しているのにどうして治らないの?

こう思ってしまっていたんですね。

 

薬が効いているように感じなかった

これもひとつ前の理由に似ていますね。

薬を飲めば乗り物に乗れると思っていたんです。

薬さえ飲めば症状を緩和できるとさえ思っていました。

きちんと症状にあった薬を長く飲んでいれば症状は緩和していくかもしれません。

ですが、私の場合は通院を初めてその頃は2ヶ月目でした。

まだ処方すら変わるかもしれない状況です。

なのに私は薬に即効性を求めていたんです。

そして結局乗り物に乗れないことがわかるとなぜだか裏切られた気分になっていました。

 

今後のことを何も話してくれなかった

これについてですが、先に結論から言っておきます。

今後について話せるような病気ではありません。

そもそも診断すら慎重になる病気なのに、今後はこういう形で治していきましょうなんて簡単に言えるわけないのです。

しかし、無知だったころの私は治療のスケジュールというか見通しのようなものが欲しくてよく医師にこう聞いていました。

「いつかは薬を飲まなくても平気になりますか?」

「普通に出勤できるようになるにはどれくらいかかりますか?」

当然答えはあいまいなものでした。

その頃の私はそんな対応をする医師に不信感をもってしまいました。

でも今の私からするとなんて無茶な回答を求めているんだと思いますね。

 

薬の説明もしてくれなった。

これに関してはクリニックによると思います。

最近では薬局で薬剤師さんが薬の説明をしてくれることが多いのでクリニックでは必要最低限、なんてこともあります。

ですが、薬を処方されるときに薬の説明ってほしくないですか?

・イライラしたときに飲む薬

・不安になったときに飲む薬

・自分で自分を止められないような緊急時に飲む薬

こんな感じで自分の諸症状に合わせてこの薬が出ていると思えば飲みやすくもなりますよね。

それに自分は今こういう症状があるんだと自覚することもできます。

ですが、残念ながら私の通っているクリニックでは薬の説明がなされることは一切ありません。

当然、薬局でも初めて処方される薬に関しては細かな説明をしてくれます。

ですが、ずっと飲み続けている薬に関しては段々と説明を省いていくのです。

いつまでも飲んでいる薬の説明まではしてくれません。

ただ、ここには落とし穴があります。

口頭での説明はなくても、薬局では処方された薬の一覧とその薬の説明が書かれた薬剤一覧をくれるのです。

そこには主な使用目的と副作用が載っています。

どうしても口頭説明がいいということでないならそちらを読むのがいいでしょう。

あの頃の私にはそんなことをする余裕さえなかったということがわかりますね。

 

自分を過信していた

どうしてだか、自分なら大丈夫だと思い込んでたんですよね。

ちゃんと社会復帰できるし、後遺症なんて残らないとも思ってました。

そうはなっていないのでここでブログを書いているんですけどね。

実のところ、新卒から数えて3年目くらいまでひどいブラック会社に勤めていたこともあり、自分は忍耐強い方だから大丈夫だと思っていたんです。

あのころに比べればきちんと通院しているし、薬も飲み忘れなく飲んでいるのだからきっとよくなると思ってたんです。

この病気、どうにかなると思っていたら足元をすくわれます。

きちんと考えて行動しないとよくなることはありません。

悪化するのは簡単です。

最悪の場合は何もしなくても、いつも通りに過ごしていても悪化します。

悪化しないように先回り手をうっておかなければあっという間に坂を転げ落ちてどん底へと落ちてしまいます。

過信はよくありませんが、きっとよくなる。なんとかなる。と思うことは悪いことではないです。

自分を過信してできるはずもないことをできると思ってしまうのもこの病気の特徴なのです。

だからこそ、第三者の目を手を借りてできることを少しずつ積み上げていかなければなりません。

 

まとめ

ここまでは自分の失敗を紹介してきました。

これからも私はこの病気と向き合っていかなければなりません。

だからこそ、今度は過去から学んで失敗を避けたいと思うのです。

今では家族にきちんと自分の病気のことを相談しています。

もちろん最初から理解を得られたわけではありません。

それでも何度もぶつかって、話し合いをしていくうちにお互い収まるところに収まったという感じです。

それから、仲の良い友人にも今の状況を軽く話しています。

重く受け取ってほしくないのでちょっと聞いてよ~って感じで吐き出させてもらってます。

それに加えて、自分が思ったことが常識からずれていないかの確認もしてもらっています。

借りと貸しとかは考えていないです。

その代わりに私の話を聞いてもらったら相手の話を聞く、といった風にしています。

医師に関しては、人によって治療方針の合う、合わないがあります。

主治医は軽々に変えるべきではありませんが、どうしてもこの医師のことを信用できないとなったら新しいクリニックを探すことも念頭に置くべきです。

特にクリニックの予約待ちのこともありますから動くなら早め早めを心掛けた方がいいと思います。

今回の記事はここまでです。

次回はいよいよ今の自分が経験した社会復帰への壁。

それから未来への不安について書いていこうと思います。

 

気分障害+不安障害=????(後編)

前回の簡単なまとめ

三回目の記事になります。

前回は気分障害と不安障害について私の実体験をもとに思いのたけをぶつけてみました。

簡単にまとめてみるとこんな感じ。

気分障害

これは聞きなじみのある症例、かつ私が実際に体験したものはこちら。

うつ病双極性障害

さらに、「気分」と聞くと自己管理ができそうな気がしますよね?

私もそう思っていましたが、実はそう簡単に自己管理できるようなものではありません。

その理由は気分の浮き沈みや推移は、意識下で起きているものではないからです。

そう、無意識化で制御されているんです。

それも自律神経で制御されている部分が大きいです。

自律神経は調べてもらえるとすぐ出てきますが、体が自律的に働く神経系のことを指します。

うん、わかりにくいですね。

ちょっと私なりに砕けた言い方をしてみます。

要は意識しなくても勝手に動いてくれている全自動な神経系のことです。

もう、AI付全自動掃除機みたいなもんですよ。

それこそ、呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿に排便などが主要な自律神経系の司っているものになります。

こう聞くと自己管理できる気がしませんよね?

消化なんて自分で今はちょっと待ってほしいなんて思っても止まるわけないですよね?

24時間365日休みなく働いてくれているのが自律神経です。

働いている事すらあまり意識したことがない人も多いと思います。

だって無意識のうちに体が勝手に働かせてるんですから当然ですね。

そしてそんな自律神経系が不調になると診断されるのがこちら!

自律神経失調症

聞いたことある方が多いのではないでしょうか?

こいつが原因で休職や転職する人もいるくらい、現代社会では発症数が増えているものになります。

主な原因としてストレスが挙げられますが、そもそも日本ってストレス社会ですし、ストレスフルな社会で耐えきれなかった自分が悪いなんて思う人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

そもそも神経系は脳が統率をとっている場合が多いですが、人間の脳なんてブラックボックスもいいところ。

ここで脳についての詳しい話をするつもりはありませんが、私たちは脳の機能全てを把握しているわけでないのです。

なのに、耐えられなかったなんて考えること自体おかしいでしょう?

脳は人それぞれ千差万別。

ストレスへの耐性も人それぞれです。

そもそも自分の体を壊したくて壊してる人なんていません。

だからこそ、もしも自分の身にそうした症状が出たときには自分で自分を責めるようなスタンスはナンセンスです。

もしもあなたが気分障害に類する症状が出てきたら、まずは深呼吸をしてください。

それから、自分が悪いと思うよりもちょっと頑張りすぎたかな、と自分を責めずに労わってください。

不安障害

さて、もう一つの柱となるキーワード不安障害ですが、これもたくさんの症例があります。

なので、こちらも私が実際に発症した症状を例に挙げてお話しさせてください。

私の場合はこうした症状が襲ってきました。

パニック障害

・対人恐怖症

パニック障害は一定の状況下でパニックを起こして体調を崩してしまうもの、と考えてもらえればいいです。

対人恐怖症は人によって千差万別なのですが、私の場合は視線恐怖症とでも言えばいいでしょうか。

とにかく人に見られているという状態に不安を覚えて平常心でいられなくなるんです。

不安から恐怖に変わるともうだめです。

目を合わせられないし、人の集まる場所にいるのが苦痛になります。

不安障害については明確にこうすれば治る、といったお話を聞いたことはありません。

あくまで発症した症状への対応策としての処方でした。

根本的な原因が何かということがわからない場合もあります。

特に気分障害が先に発症していて自律神経失調症となっている際に起きたトラブルや失敗体験が原因になることさえあります。

通常なら気にも留めないようなことであっても、自律神経のバランスが崩れていると気になってしまうものなんです。

そこが盲点であり、つらいところでもあります。

周囲の人の共感を得にくいんですよね。

かつ、自分でもどうしてなのか、何が原因なのかというところを明確に言葉にできないことが多いので説明しようにも説明ができないなんて場合も多いです。

周囲からはどうしてそんなことで落ち込むの?

そんなに気にすることはないよ、とか。

自分でもそんなことはわかっているんですよね。

どうしてこんなことで気に病んでるんだろう、つまずいているんだろうって思ってるんです。

でも、それがこの不安障害という病気です。

病気なんです!

病気だからすべてを仕方ないで片付けたくはないですが、自分ではどうしようもない部分は病気だから仕方ないと割り切るのも実は結構大切です。

言い訳ではなく、事実どうしようもないんですよ。

こんな書き方をしていますが、私は今でも自分のことを責めてしまう性質を治すことができていません。

どうしてこんなことで前へ進めなくなってしまうんだろう。

どうしてこんなこともできないんだろうと思っています。

だからこそ、言えます。

仕方ないことですって。

自律神経を整えるためには規則正しい生活習慣が一番といわれていることからも根本的な原因を取り除けるような薬はないことがわかります。

要は、人によってあまりにも症状が違うために薬もどれが効くのか最初の段階では正直専門医であってもわからないことがあります。

患者以上にその病気について学んでいるはずの専門医ですら初めから症状に合わせた薬の処方が難しいんですよ?

そんな病気になって日が浅い患者さんが自力でどうにかしようとするのがいかに無謀かわかるんじゃないでしょうか?

だからこそ自分を責めてはいけないんです。

過去は変えられませんが、これからのことは変えることができます。

そのために必要なことは自分を責めることではなく、どうしたらこの病気とうまく付き合っていくかを考えることだと思います。

気分障害+不安障害=家から出られない=引き籠り……

全ての人が当てはまるとは言いません。

ですが、多くの人が当てはまるんじゃないかと思っています。

前述の通り、気分障害も不安障害も発症すると厄介な症状が私たちを襲います。

私の場合は前回の記事で軽く触れましたが、心療内科という答えに行きつくまでに3ヵ月以上かかったこともあり、心療内科での初診までかなりの期間を専門医に相談もできず、処方箋もないままにすごしてしまいました。

実はその間にも症状は悪化することがあります。

初期の初期できちんと専門医に相談したうえで処方を受けたり、カウンセリングを受けていれば防ぐことができるかもしれません。

しかし、今現在の心療内科の予約待ちは平均3ヵ月です。

これ、おおよそ一般企業で使える休職期間いっぱいいっぱいです。

その間、自分なりにどうにかしようと思っても何をすればいいのかわからないことが多く、悪化していく症状に悩んで悪循環に陥る人も少なくないはずです。

私はまさにこれでした。

休職期間中に、部屋の掃除や気分転換と称してゲームをしたりしたのですが、生活習慣そのものを見直すことはしていませんでした。

仕事に復帰すればできないことをやることで一種現実逃避をしていたにすぎません。

そんなの調べればいいと思うかもしれませんが、調べてみても具体的な対応策って実は出てきません。

当然ではありますよね。

だって、人によって症状は全く違うのに病名は同じなわけですからこの病気になった人全員がこうすればいいなんて方法は無いわけですよ。

大体の場合は自律神経を整えることで症状を緩和しましょうなんて記事に出会うことが多いと思います。

というのも、気分障害も不安障害もウィルス性の病気ではなく、身体の調子を整えてくれている自律神経の不調からくるものと考えられているからです。

自律神経を整えるには規則正しい生活が特効薬とも言われます。

それはつまるところ、起きる時間と寝る時間、食事の時間をおおよそ同じ時間にすることで生活リズムを整えていくことです。

本能的に私たちは朝起きて夜寝ることを求めますので、夜型の仕事の方は少し整えにくい環境下にあるかもしれませんが、それでも体が慣れてしまえば習慣となるのでそれぞれ睡眠、食事、仕事の時間がバラバラであるよりも同じ時間である方が整えやすいと言えます。

それが夜型であっても同様です。

ですが、こうした気分障害や不安障害の場合はどうしたら治るのか見通すことが難しく、原因となるものもはっきりしません。

え?原因は自律神経の不調でしょう、って思いますよね?

その自律神経の不調の原因が定かではないんです。

突き詰めて言えば原因が定かではないけど自律神経の不調が見られるのでお薬で調整しましょうってことなんですよね。

人間って不思議なもので病気であるとわかるといったん安心します。

一番不安なのは原因不明であることだと思います。

そこから一つ抜け出して、自分は病気であると判明したことで安心するんです。

病気なら病院へ行って医師の診断を受けて、きちんと処方された薬を飲んでいれば治るというイメージを持てるからです。

けれど今回の病気は本当に原因わかっているものでしたっけ?

違いますよね?

そのため、また不安になるわけです。

これで本当によくなるんだろうか?

もっと他にも何かしないといけないんじゃないだろうか?

なんて思って実は余計なことをしてしまう場合もあります。

本当ならしたいことや思っていること自体を主治医へ伝えて今の自分でもできるかどうかを客観視してもらいながら職場復帰や社会復帰を考えるべきなんですが、今までできていたという感覚が残っているとどうしても独断専行しやすいんですよね。

外出が怖くなる

さて、ここからはどうして家から出られなくなっていくのかを順を追って説明しようと思います。

これはすべて私の実体験をもとに話しています。

もちろん、これを反面教師として自分はこうはならないと思ってもらえたら何よりですし、同じだよ、と共感をしてもらえた時はお互い大変だよね、と全く同じとは言えなくても似たような状況で苦しんでいる奴がいると思ってみてください。

さて、私は医師の診断をもらうまで自分はごくごく軽度のうつ病か何かだと思っていました。

そのため、生活習慣の見直しというよりも生活基盤の見直しをしていました。

どういうことかというと、断捨離から初めて心を整えつつ働きやすい環境にしようと動いていたわけです。

それから気分転換をするためにカフェ巡りやいつもならできないゲームをするなどしていました。

生活習慣はさっぱり変わることがなかったです。

これ、自律神経に対してなんの効果がありますかね?

ズバリ、なかったです。

ただただ、医師からの診断を受けるまでの期間自分の好きなことをして現実逃避していたにすぎません。

実際に医師から診断を受けて私はうつ病、またはうつ病に近い双極性障害の疑いと言われました。

もはや病名さえ二つあるじゃないですか。

なぜこうなったかというと、症状から断定することが難しく専門医でさえ断言を避けたからです。

とはいえ、間違いなく不安障害は発症しています。

それから、気分障害にありがちな症状が出ていました。

例えば、常に体の倦怠感と頭痛に悩まされるとか、仕事に行こうとすると酷い吐き気やめまい襲われているとか、家のことをやろうとしてもできないときはさっぱりできずにベッドから起き上がれないとかですね。

これだけ聞くとうつ病だと言われるんですが、私の場合はこれに加えてこんな症状もあったために病名の断定さえ初診ではできませんでした。

それは、調子がいい時はそんな症状があるとは思えないほど快調で、外出も何のことはありませんでした。

もっと言えば、家事もすいすいとこなせるし今にも職場復帰できそうなくらいに調子が良かったのです。

この症状がうつ病の中でも小康状態にあるのか、それとも双極性障害躁状態なのか判別がつかなかったんだと思います。

しかし、休職前はこんな風に気分の大きな波はありませんでした。

ただただ疲労困憊していて何もかもにやる気が出ないような状態だったんです。

つまり、初診を受けるころには私の症状は変化していた、ということです。

私は悪化していたと今では思っています。

より複雑な状態になったことで専門医でさえ正しい病名を判断することができなくなっていたんですから。

ですが、悪化している自覚がまるでなかったんです。

むしろきちんと気分転換をして休職明けに備えていると思っていました。

医師との初診を終え、処方箋をもらって一安心したところで休職もあけてしまいます。

予約待ちでほぼ休職期間を終えていたので仕方のないことです。

ですが、不思議なもので薬をもらうと本当に安心するんですよね。

プラシーボ効果かもしれませんが、これさえ飲んでいれば大丈夫だと思うんですよね。

ですが、それこそが落とし穴の一つです。

薬を飲んでの出勤初日、見事にめまいと吐き気で遅刻しました。

電車に乗って、過去に失神した駅を過ぎた辺りで酷いめまいと吐き気で途中下車。

立っていられないほどの体調不良に襲われてしまったんですよね。

結局職場へ連絡して1時間遅れで出社しました。

それからというもの、時間をずらしてみたり、バス通勤を試してみたりしましたが何をやっても乗り物に乗って一定時間経ったり、すぐに降りることができないという状況になると体調不良を起こしていました。

そうなると飲んでいる薬にも不満がたまるんですよね。

飲んだら治るものだと思っていましたから。

実際は医師とのカウンセリングの中で少しずつ自分の症状にあった薬へと調整していくものなので初診の際に処方されたものはおおよそ効くであろうというものでしかないと思ってください。

相性が良ければそれで症状が緩和され、改善されることもありますが大抵は長期的に処方された薬と向き合いながらカウンセリングを続けていくことになります。

そう、ウィルス性の病気と違って薬さえ飲んでいれば治る、なんてことはないのです。

自覚している症状と不安とを主治医に報告、相談したうえで処方を変えたり、処方は変えずに飲み方や飲む時間を変えたりしながら症状が緩和される処方や飲み方を見つけていくしかないのです。

今でこそこういう風に考えられますが、あの頃の自分は病院に行けば病気は治ると思っていましたからどこか裏切られたように感じていました。

起きたことや困っていることを主治医に相談して薬を増やしてもらったり、変えてもらったりしても全然よくならなかったのです。

それどころか、遂には乗り物には乗れなくなってしまいました。

これでは仕事どころではないです。

さあ、段々と外に出ることが怖くなり始める段階がやってきました。

外に出るたびにこうも体調不良を起こしていては通院さえ緊張することになります。

都心近くのベッドタウンに住んでいましたからクリニックに行くにも乗り物に乗らなければ行けないんです。

そのプライベートな時間でさえ乗り物に乗る、という行動が恐怖を伴うせいで緊張が抜けないんです。

休日もどこかへ遊びに行こうと思えなくなっていきました。

乗り物に乗る恐怖よりも家にいる安心感のほうがよかったのです。

やがて、通院以外で外に出ることが億劫になっていました。

外に出る=体調不良=嫌なこと

こんな等式が出来上がっていました。

あんなに好きだったカフェ巡りも、書店巡りも一切やらなくなっていましたし、不思議なことにそうなってからは家でゲームをすることもなくなっていました。

何もかもが色あせて見えてしまってやる意味を見出せなくなっていたんですよね。

そうなると、ベッドに横たわりながらぼんやりと天井やカーテンを見ているだけの日々の始まりでした。

「欲」というものがどこかに行って帰ってきていないような状態でした。

たった一つだけ、外界、現実と自分を切り離せる睡眠だけは欲として残っている、そんな状態になっていたのです。

そのころには職場に行くことができなくなり、有給や会社の制度を使いながら休むしかなくなっていました。

自分で望んで就いたキャリアステップの先の企業だったのにもかかわらず、です。

望んで引き籠りになったんじゃない

当然ですが、これだけは言いたいと思ってる方多いと思います。

「望んでこんな状態になったんじゃない!」

「引き籠りたくて引き籠ってるんじゃない!」

そりゃそうなんです。

私だって仕事に行けるなら行きたかったですし、乗り物だってちゃんと克服できるものならしたいんです。

家にいたいというのは不安だからです。

家から出たくないんじゃないです。

家から出ると何か良くないことが起きるせいで、家にいたいんです。

とはいえ、そうそう毎回よくないことが起きるものかって考えますよね?

その通りです。

そうそうよくないことばかり起きるわけないんです。

いいことだって起きてるはずなんですけど、そのことに目を向けられないんですよね。

余裕がないとかって表現することが多いんですけどね。

本当に苦しいんです。

薬を飲んでも効果があるのかないのかよくわからず、症状は悪化しているようにも思える状態なのに、医師からは同じ薬をずっと処方されている。

どうしたら元の自分に戻れるんだろう、と考えてしまいます。

そうすると今のできない自分が許せなかったり、情けないと思ったりして苦しくなるんですよ。

誰だって職は失いたくないですし、長年キャリアを積んで目指した場所で働いていたならなおさらです。

ですが、私はこの病気との向き合い方と初動に失敗したこともあって一度すべてを失いました。

今も失ったままのものもあります。

さらには症状の中で形を変えて今なお私を苦しめている不安障害もありますし、気分障害も治っているのかと聞かれたらあいまいに笑うしかありません。

けれど、少しだけ考えが変わりました。

元の自分、つまりは気分障害、不安障害になる前の自分に戻りたいと思うことは今もままあります。

ですが、戻れないものだ、と割り切り始めている自分も確かにいるのです。

というのも、この病気は自律神経のエラーが原因でしたよね?

つまり、生きていく上ではなんとかかんとか動いてくれてはいるけれど自律神経は正常ではないってことです。

一度異常をきたしたものが完全に元に戻ることなんてあるんでしょうか?

私はないと思っています。

だからこそ、元の自分に戻るのではなく、今の自分をしっかりと見てあげた方がいいと思います。

そうして、今の自分にもできることを見つけていくしかないんです。

働き方改革もあって、在宅の仕事も増えてきていますし、手に職をつけるということで20代後半の人や30代の人たちが在宅に強い資格を取るための勉強をしている話もよく耳にします。

例えば、プログラミング、ライター、完全リモート可能のパートなど、これらの職は実績もさることながらスキルの有無がモノを言います。

本当はきちんと出社したいですよ、私だって。

普通のことを普通にできるようになりたいんです。

けれど、それができなくなってしまったのが今の私であり、外に出られないから思うように働くこともできません。

できないことを数え始めたらきりがありませんでした。

だからこそ、できることを数えるようにしています。

今はスキル習得のためにできることから始めています。

オンラインスクールを探してみたり、地元の就労支援について調べてみたり、と方法は様々です。

ですが、何もできずにベッドから天井とカーテンを見つめていたころと比べれば雲泥の差だと思いませんか?

カメのような歩みでもいいと思います。

未だに不安発作によって外に出ることもままならない自分ではありますが、それでも社会復帰に向けてできることをやろうと思えるようになりました。

今の時代、ネットワークが発達していることもあって在宅でもできることが増えています。

引き籠りたくて引き籠っているわけではないけれど、外に出れられなくなってしまった。

そんな私たちでも社会へと復帰できる道筋があるかもしれません。

まとめ

そんなこんなで長くなりましたけれど、気分障害と不安障害を併発すると結構厄介なことはおわかりいただけたかと思います。

実際潜在的な患者数を入れたら今の日本は心療内科系列の病気の患者数はがん患者を超えると言われてます。

ちなみにがん患者は二人に一人。

そんな患者数より多いんですよ。

明日は我が身かもしれませんよね。

なので私が失敗した点を次の記事では赤裸々にまとめようと思います。

もしも私と同じようなご経験がある方や、今まさにその症状がありますという方は私の失敗が参考になれば幸いです。

 

では、また次回の記事でお会いしましょう。

気分障害+不安障害=???

気分障害ってつまるとこなんなの?

どうも第二回の記事になります。

今日はタイトルについて自分の実体験も含めてまとめてみようと思うよ。

さて、この二つは覚えてらっしゃいますか?

気分障害うつ病双極性障害

・不安障害=パニック障害

あくまで聞きなじみのあるものだけあげてます。

他にも専門的な本を読み解けばもっと細分化されていきますのでそれはまた機会があったらにします。

気分障害と聞くと気分なんて自分で何とかできるだろうって思う方も多いかもしれませんね。

私も何を隠そうそう思ってましたから。

だからちゃんと休んで、推し活してればよくなるんだって思い込んでました。

実際はそんなに簡単な話ではなかったんですけどね。

こんな質問をしてみたいと思います。

「気分ってどうして変わると思いますか」

実は私は気分の上げ下げや小さな変化を含む機微について自分が気分障害になるまで深く考えたことはなかったです。

欲しかった推しのグッズが買えたから幸せ、とか。

期間限定のアイスを買うことができたから今日一日ハッピー、とか。

仕事がうまくいかなかったから落ち込んでるんだ、とか。

そんなフワッとした答えしか持ってなかったんです。

実際、今となっては気分は自分ではどうすることもできないものに位置付けてます。

脳内分泌物質についての話はここでするつもりはありません。

とはいえ気分の推移って脳内分泌物質にとっても左右されるんですけどね。

自律神経系って聞いたことあるのではないでしょうか?

喜怒哀楽など、感情を司っているのも実質脳内の自律神経系にあるらしいんですよ。

さすがに脳神経系までしっかりと勉強が進んでいるわけではないのでらしいで失礼しますね。

気分障害っていうのはその喜怒哀楽を司っている自律神経系に異常が出ているってことです。

本当なら外的刺激や外的要因、はたまた内的刺激や内的要因によって気分が変わるはずのところがうまく変えられなくなってるんです。

しかも自律神経ってそもそも意識的に命令を出している部分じゃない上に、一度異常が生じるとなかなか治らないんですよ。

そうして、下される診断はこちら。

自律神経失調症

はい、とっても聞きなじみありませんか?

最近じゃああっちでもこっちでもこれが原因で休職したり、転職したりしてません?

私は休職した身の上です。

気分は自分でどうにかできるって思ってましたけど、実際は無意識化で働いてくれていた自律神経くんがエラーを出していて、気分がうまく推移できないでいる状態なんですよ。

そんなもの自分じゃどうにもできません。

自律神経を整える努力はできても、実際に絶対に改善する、治る、なんてことは実は誰も言えないんです。

それこそ完治ではなく寛解に向けて動くことのほうが多いくらいです。

気分障害って気分って名がつくから意外とすぐ治るんじゃないか、根性でどうにかできる、なんて考えはナンセンスです。

初期症状ですぐに医師の正しい助言の元治療をした場合は確かに早く治ることもありますし、それこそ自分自身でその苦しさと折り合いをつけられてしまう人もいるかもしれませんが、基本的に後者の折り合いをつけただけの場合はいつまた症状が出るかわからない状態の為、治ったとは言えないですよね。

気分が自分の思い通りにできないと落ち込む必要はありません。

そもそもの話、気分なんてのは自分じゃどうにもできないもんです。

気圧にも左右されちゃう自律神経くんが頑張らない限りどうにもなりません。

 

不安障害ってどんなもの?

さて、次に不安障害についてですが。

こちらは実体験からのお話をしようと思います。

まず、私は不安障害の中でもパニック障害と対人恐怖症を発症しました。

この障害が発症するととってもわかりやすく不安になります。

今の今まで気にも留めていなかったことが耐えられない不安になって襲ってくるんです。

私の場合は以下のキーワードで不安になりました。

・満員電車

過呼吸

・前に失神した駅

・上司の視線

・他社の視線

社会人になって満員電車に乗らない日々はほとんどありませんでした。

なのに発症してから本当に乗れなくなってしまいました。

果ては、空いている時間帯に時間をずらして乗っても満員電車で起きたことがフラッシュバックしてダメでした。

不安が襲ってきて必死に耐えている自分。

そこへ、さらなる刺客「過呼吸発作」が襲ってきました。

これも電車で起こすことが多かったのですが、

「もしもまた失神したらどうしよう」

「この駅を過ぎたらしばらく降りられないけどだいじょうぶだろうか」

「またこの駅の近くで気持ち悪くなりそうだ」

そうそう何度も失神なんてしませんし、これって普通に考えたら杞憂ですよね。

なのに、なぜかそれが数分後の未来に起きることとして認識してしまうんですよ。

それで不安感がどんどんと大きくなるんです。

これがパニック障害の症状でした。

平たく言えば、トラウマに近い体験をした場所や条件が揃ったときにトラウマがフラッシュバックして不安から体調に異常をきたすってところです。

フラッシュバックは繰り返せば繰り返すほど慣れると思いますか?

残念ながら逆にひどくなります。

一度目の失神は仕方ないことで済ませそうですが、それが同様の区間、同じ駅の付近で二度、三度と繰り返してしまうと、

「ああ、やはり」

「またおきた」

「次も起きる」

こんな風に絶対に起きてしまうことのように感じ始めてさらに悪循環になります。

そうして気づけば、

電車に乗る=体調不良

というとんでもない等式が私の体には刻み込まれていました。

対人恐怖症ってどういうもの?

さて、次に不安障害のうちの対人恐怖症です。

私の場合は電車の件で思うように通勤できず、会社での稼働率が落ちてしまっていました。

もちろん、体に異常をきたしているのに当時週2~3回の頻度で行われていた飲み会に参加することもできません。

そうすると、段々と周囲の目が気になり始めたんです。

「本当は迷惑だと思っているんじゃないか」

「付き合いが悪くなったと思われていそう」

「さぼりの言い訳に電車のことを言ってると思われてないかな」

はい、とんでもない被害妄想ですよね。

今文字に起こして思いました。

落ち着いているときに見たら絶対に笑い飛ばせます。

気にするほど他社は自分のことを細やかに見てはいないものです。

そもそも、迷惑に思っているなら迷惑だと言われるでしょう。

会社が不良債権と化した人間をずっと雇っているわけもありません。

次、付き合いが悪いと思われていそう。

そもそも自由参加のものです。行かないからと言って心証を変えるような人とは一線引いておいた方が楽ですよね。

電車の件については診断書に救急搬送された記録まで残っているので疑いの余地がないですし、その後のパニック障害発作に関しても失神手前まで体調が崩れていることも嘘ではないです。そんな人にさぼるんじゃねえと思っている人がいたらそれこそ人でなしと叫んで縁を切ればいいだけです。

本当に辛いなら休む、そしてその会社の制度を使えばいいんです。

それでもダメなら、転職すればいいです。

私はそうしました。

対人恐怖症に関しては症状は千差万別ですが、私に発症したものでわかりやすったものをまとめます。

・他人の視線が怖くて落ち着かない

・常に誰かに見られているような言いようのない不安を感じる

・人の目を見て話せない

・言葉の裏を意味もなく考え込んで悩んでしまう

並べてみるとこれもまた自分で書いていて随分と追い込まれていたんだなと思います。

まとめ

気分障害と不安障害について自分の実体験をもとに思いのたけをぶつけてみました。

正直、実は表面化していないだけで軽度の気分障害や不安障害を抱えている人は多いんじゃないかと思いますなので、今日はこれだけは覚えておいてほしいことを書いておきます。

気分障害は軽々に治るものではありませんし、基本的には医師の助言が必要

・不安障害は時と場合によっては意識がなくなったり、常軌を逸した行動をとる

さて、ここまではタイトルの数式の前半部分だけをお話ししました。

タイトルの数式の後半部分は次回、もう少しこの二つの障害について実体験を交えながらお話しさせていただいてから明かそうと思います。

また明日以降、記事をご覧いただければ幸いです。

それでは!